毛周期 サイクル

エステやクリニックでは、脱毛に1年半から2年程度の時間がかかると説明されます。

日頃、シェービングや除毛クリームで手軽にムダ毛処理をしている方にとって、この脱毛にかかる期間は、とても長いものに感じるかもしれませんね。

脱毛にこれだけ長い時間が必要な理由には、ムダ毛の生え変わるメカニズム「毛周期」が深く関係しています。

ムダ毛には、その成長過程において「成長期」「退行期」「休止期」というものがあります。
この「成長期」「退行期」「休止期」の移り変わりのサイクルが、毛周期です。

成長期

体毛は、毛乳頭部分にある「毛母細胞」が分裂を始めることで成長し、肌表面に姿を表します。
この期間が「成長期」にあたります。
成長期は、体毛の成長を司る毛乳頭の活動が活発で、ムダ毛が一番元気な時期だと言えます。

退行期

成長期が終わると、毛母細胞の分裂が止まってムダ毛が抜けやすい状態となります。
このムダ毛の寿命が尽きる期間が「退行期」です。

休止期

更に、退行期後に体毛が抜けた状態が「休止期」になります。

この「成長期」「退行期」「休止期」は、身体の部位によってそのサイクルが異なりますが、およそ2~4ヶ月で1サイクル(一毛周期)となっています。
そして実は、脱毛はこの1サイクルの中で「成長期」のムダ毛にのみ、効果があるのです。

脱毛施術は、ニードル脱毛でもレーザー・フラッシュ脱毛でも「毛乳頭と体毛がくっついている状態」でなければ効果が出ません。

これは「体毛を通して毛乳頭を破壊する」という、脱毛の仕組みが大きく関わっています。
そして、体毛と毛乳頭がしっかりとくっついているのは、毛周期の中で「成長期」のみなのです。

つまり、脱毛の効果を最大限に得るためには、毛周期の中の成長期を狙って施術を行う必要があるという訳です。
逆を言えば、「退行期」「休止期」に脱毛を行っても、ほとんど効果は得られないんですね。

そのため、脱毛は毛周期の成長期に合わせて「2~4ヶ月おきに施術を行う」という事が基本になっており、その分、完了までの時間が長くかかるという仕組みになっているのです。